近年のインターネットの利用拡大、サイバー攻撃の高度化により、各金融機関は重要なデータを守るための対策をより強固にしていかなければなりません。
FICS(公益財団法人金融情報システムセンター)の発行する「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書」では、外部ネットワークからの不正侵入防止策のひとつとして、外部ネットワークに接続するネットワークと、接続しないネットワークを分離する「インターネット分離」が推奨されております。
インターネット分離は非常に高いセキュリティを実現可能な対策です。
一方で、端末を複数用意し管理・運用することでコストが増大する、Web上にあるサービスの利用や情報の閲覧が必要な場合に別な端末を使用しなくてはならない、といった導入に際しての様々な課題があります。
VDI方式でのインターネット分離は導入のコストが高く、またリモートデスクトップ方式では、1人あたり2台の端末を用意するコストが増える上、端末の管理工数も増加し、維持するためのコストもかかります。
RevoWorks はVDIと比較して導入コストが低く、リモートデスクトップ方式のように端末を2台用意する必要がないので、コストパフォーマンスが期待できます。仮想ブラウザ方式を採用しており、安全なインターネット接続が実現可能です。
VDIやリモートデスクトップ方式での仮想分離だと、常時サーバに接続し続けるため、通信環境によっては画面がスムーズに動かないことがあります。
RevoWorks Browserは、ローカルの端末上でコンテナを動かすため、ネットワークの通信環境の影響を受けることが少なく、ストレスのない業務遂行が可能になります。
金融業界では機密性の高い文書を取り扱うことも多く、ファイルの取り込みは情報漏えいのリスクを伴います。そのためインターネット分離下でのファイルの取り込みは、上長承認フローの確立、ファイル受け渡し情報の記録等、手順や管理が煩雑になる上、USB紛失等の懸念もでてきます。
RevoWorksは標準でファイル無害化機能を実装しています。ファイルのマクロ等マルウェア混入の原因を排除、ワンクリックで無害化処理を行うことができ、安全かつ簡単にファイルをダウンロードすることが可能です。また、無害化後のファイルは元のファイルと同様の形式で閲覧、編集、印刷が可能です。
・ブラウザのスピーディーな起動と安定的なインターネット接続
・ファイルの無害化ダウンロード機能の提供
・問い合わせへの迅速な回答など充実しサポート体制
インターネット分離ソリューション
「RevoWorks SCVX」