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クラウド|大樹生命が求めるゼロトラスト環境をエンタープライズブラウザRevoWorksクラウドで実現

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大樹生命保険ロゴ

課題

  • 境界型ソリューションであり、自社が推進するゼロトラストセキュリティと適合していなかった
  • オンプレミスで運用しており、昨今の値上げでハードウェア・ソフトウェアのコストが増大していた
  • ファイル授受機能(ダウンロード・アップロード)が個別のシステムで稼働しており、ユーザー操作が煩雑であった

効果

  • 端末内仮想ブラウザにより、ゼロトラストセキュリティに適合した仮想ブラウザ環境を構築できた
  • SaaS型サービスであり、運用負荷の大幅な削減およびコスト最適化を実現できた
  • ファイル授受機能を含むすべての機能がオールインワンで提供されており、ユーザーの操作性が向上した

導入製品

エンタープライズブラウザ「RevoWorksクラウド」
RevoWorks ZONE

大樹生命アイテクノロジー株式会社
技術・運用本部テクニカルグループ上席課長
<システムズ・デザイナー>

我妻 祐樹 氏

我妻 祐樹 氏

大樹生命アイテクノロジー株式会社
技術・運用本部テクニカルグループ課長補佐
<スペシャリスト>

荒木 貴宏 氏

荒木 貴宏 氏

事例概要

大樹生命保険は、全国62支社427営業部/営業室、約11,000名が利用するネットワーク基盤の刷新に取り組んだ。従来の閉域網からSD-WAN導入による閉域網とインターネットのハイブリッド環境へ切り替えるとともに、ゼロトラストセキュリティに基づくネットワーク環境を構築した。この新たなネットワーク基盤に対応するため、オンプレミスで運用している仮想ブラウザ環境の見直しを行い、ゼロトラストセキュリティに対応したエンタープライズブラウザ機能を搭載している「RevoWorksクラウド」を導入した。これにより、ゼロトラスト環境下における安全な外部接続基盤を実現。ユーザーの利便性とセキュリティを両立すると同時に、運用負荷も大きく軽減することに成功した。


端末から安全に外部接続可能なゼロトラストブラウザ導入を計画

 大樹生命保険株式会社(以下、同社)は1927年創業の日本生命グループの生命保険会社である。同社は「1.社会の理解と信頼にこたえる経営を力強く推進し、国民生活の福祉向上に寄与する。1.まごころと感謝の気持をもって、常に契約者に対する最善の奉仕に徹する。1.従業員の能力が最高に発揮できるようにつとめるとともに、その社会生活の安定向上をはかる。」を経営理念に、全国62支社427営業部/営業室で約11,000名の職員が事業を展開している。
 同社では、2024年に中期経営計画2026「全緑前進~お客さまとともに、100周年とその先に向けて~」を発表、顧客や社会への「価値提供の強化」と、それを支える「経営基盤の強化」を進めている。ITインフラに関連する項目としてまずは、事業変革として、デジタルでできることはすべてデジタルに移行し、人口減少の環境下でも将来にわたって安定的に事業を継続できる体制を目指している。また、システム構造見直しとして、デジタル活用による価値創造と業務変革を支えるため、効率的なシステム構造への段階的な見直し(クラウド化・スリム化)に取り組んでいる。
 従来、同社では、大樹生命アイテクノロジー株式会社(以下、大樹生命アイテクノロジー)が運用するオンプレミスの仮想ブラウザ環境を経由して、外部サービスにアクセスしていた。ところがコロナ禍でテレワークが増えたことなどからネットワークの帯域が逼迫したため、2022年に全てのネットワークを従来の閉域網からSD-WAN導入による閉域網とインターネットのハイブリッド環境に切り替えた。その上で、ユーザーが外部サービスに安全に直接アクセスする環境を実現するために、ゼロトラストセキュリティを計画し、クラウド上でセキュリティ機能を統合的に提供するSASEに基づくネットワーク環境を構築した。「これですべての通信が拠点から直接外部サービスにセキュアに接続できるようになりました。しかしこの仕組みだけでは、PC端末のローカル領域から外部サービスに直接アクセスできてしまい、ゼロトラスト環境としては不完全な状態となります。そこで、PC端末内の安全な隔離環境から外部サービスにアクセスできるゼロトラストブラウザを導入することにしました」と大樹生命 システム企画部CSIRT担当室長 樋口 康氏は語る。

導入の決め手は必要な機能がオールインワンでサポートされていたこと

 本プロジェクトを担当した大樹生命アイテクノロジーでは、新しい仮想ブラウザの選定にあたり、ゼロトラストセキュリティに適合した製品であること、費用面で優位性があること、従来の環境相当のセキュリティレベルを実現できることを前提に検討した。その上で、ローカル環境でホワイトリスト(ローカルブラウザ用URLリスト)にないURLを開くと自動的に仮想ブラウザが起動するURLリダイレクト機能や、容易で安全なファイル授受の機能を満たしていることなどを選定要件にした。そして、複数の製品を検討した結果、最終的にジェイズ・コミュニケーションが提供するゼロトラスト対応エンタープライズブラウザ「RevoWorksクラウド」を選定した。「SASEが提供しているリモートブラウザ分離(RBI)製品も候補に上げましたが、RevoWorksクラウドはすべての機能がオールインワンでサポートされており、大樹生命様の要件を満たしていました。特に、ファイルのアップロードは、以前から上長の承認を受けたファイルのみを許可する運用であり、上長承認機能を備えている点も評価に繋がりました」と大樹生命アイテクノロジー 技術・運用本部 テクニカルグループ 上席課長<システムズ・デザイナー>我妻 祐樹氏(以下、我妻氏)は語る。

RevoWorksクラウド活用で職員の業務効率と生産性の向上を図る

 「2024年11月に100名程度のユーザーを対象にRevoWorksクラウドを試行開始し、動作や使い勝手を検証しました。試行フェーズでは、ブラウザ画面のカクつきなど動作上の問題がありましたが、ジェイズ・コミュニケーションのエンジニアの迅速なサポートで、解決することができました」と大樹生命アイテクノロジー 技術・運用本部 テクニカルグループ 課長補佐<スペシャリスト>荒木 貴宏氏(以下、荒木氏)は振り返る。
 大樹生命アイテクノロジーでは、試行フェーズを踏まえ、RevoWorksクラウドを2025年1月より内勤職員へ、同年5月より営業職員を含む約11,000名に展開。RevoWorksクラウドの利用開始を職員向けにアナウンスするとともに、使用方法などに関する問い合わせを受け付けた。「ファイルのダウンロードやアップロードの仕組みなど今までとは異なる部分に関する問い合わせが多く、都度ユーザーに使用方法を案内しています」


大樹生命保険株式会社

所在地 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
創業 1927年
代表取締役社長
社長執行役員
原口 達哉
事業概要 生命保険業
https://www.taiju-life.co.jp/
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